2026 ART OF LIFE DESIGN — COMING SOON —

Designer’s Note | My Mind. #017

Designer's Note "My Mind"

SAVANNAH。ゼブラの野性美とイタリアンエレガンスが出会うバッグ。

ファッションアイテムをデザインするとき、私が大切にしていることのひとつに、「ありきたりなイメージにとらわれない」という考え方があります。

ある柄を見たとき、多くの人が自然に連想する色や組み合わせがあります。

例えば、ゼブラ柄と聞けば、まず思い浮かぶのはブラックとホワイトのコントラストではないでしょうか。

もちろん、それはゼブラ柄を象徴する美しい組み合わせです。しかし、今回のLINO MANONの新作バッグでは、その一般的なイメージを少し違った方向から捉えてみたいと考えました。

今回ご紹介するのは、LINO MANON FASHION LUXE BAG 2026 TYPE-003「SAVANNAH」。

ゼブラ柄を中心に、レザーの色、異なる素材の表情、金具の輝き、そして将来的に展開を予定しているシルクスカーフとの相性まで考慮してデザインした、LINO MANONの新しいバッグです。

単にゼブラ柄を取り入れたバッグではありません。

それぞれのパーツが持つ個性を組み合わせ、ひとつの製品として美しく調和させることを目指しました。

TYPE-003「SAVANNAH」という名前に込めたイメージ

今回のモデル名は「SAVANNAH(サバンナ)」です。

サバンナとは、アフリカなどに広がる草原地帯を指す言葉。広大な大地、自然の力強さ、そこに生きる動物たちの美しい姿を連想させます。

その風景の中で、今回のデザインのインスピレーションとなったのがシマウマです。

シマウマの縞模様は、自然が生み出した独特のデザインであり、一頭ごとに異なる表情を持っています。

そのモノトーンの美しさには、力強さと洗練された印象が共存しています。

私は、この自然が持つデザイン性を、LINO MANONらしいエレガンスに置き換えてみたいと思いました。

そこで採用したのが、一般的なブラックとホワイトを全面に押し出すのではなく、アイボリーやグレージュを基調としたレザーとの組み合わせです。

ゼブラ柄が持つ野性味を残しながら、全体には柔らかさと上品さを持たせる。

自然の力強さと、都会的なファッションの美しさ。その両方をひとつのバッグに表現したいという思いから、「SAVANNAH」という名前を選びました。

ゼブラ柄を、ありきたりなデザインで終わらせない

今回のデザイン制作で、最初に考えたのはゼブラ柄の見せ方でした。

ゼブラ柄を使うのであれば、ブラックとホワイトを組み合わせるだけでも、十分に特徴的なバッグを作ることはできます。

しかし、それでは一般的なゼブラ柄のイメージから大きく抜け出すことはできません。

私が目指したのは、ゼブラ柄そのものを主張させるだけではなく、バッグ全体のデザインに自然に溶け込ませることです。

そこで、バッグ本体には落ち着いたアイボリー系のカラーを採用し、フラップ部分にゼブラ柄を配置しました。

この構成によって、ゼブラ柄がバッグ全体を覆い尽くすことなく、視線を集めるアクセントとして機能します。

さらに、フラップの中央にはブランドプレートを配置。周囲のレザーやゴールドカラーの金具とのバランスも考慮しました。

柄の存在感を生かしながら、バッグとしての品格を失わないこと。

このバランスが、今回のデザインで特にこだわった部分です。

すべてのパーツに意味を持たせるデザイン

バッグは、正面から見たときのデザインだけで完成するものではありません。

横から見たとき、後ろから見たとき、手に持ったとき、そして細部を近くで見たとき。それぞれの角度から見ても、全体としてまとまりのあるデザインであることが大切です。

今回のSAVANNAHでは、各パーツのカラーや素材感をひとつずつ考えながら、全体のバランスを整えていきました。

アイボリー系の本体レザー

バッグ本体には、柔らかく落ち着いた印象のアイボリー系カラーを採用しています。

ホワイトほど強いコントラストを生まず、グレージュやトープ系の色とも自然につながるカラーです。

ゼブラ柄の存在感を引き立てながら、バッグ全体に上品さを与える役割を持たせました。

ゼブラ柄のフラップ

バッグの印象を決定づけるのが、フロント部分のゼブラ柄です。

曲線的な縞模様が生み出す動きと、アイボリー系の本体との組み合わせによって、モノトーンだけでは表現できない柔らかな印象を作り出しています。

フラップ部分に柄を集中させることで、デザインにメリハリを持たせています。

トープ系のクロコダイル調アクセント

さらに、側面やフラップ周辺には、トープ系のクロコダイル調の表情を取り入れています。

ゼブラ柄とは異なる素材の印象を加えることで、単調にならないデザインを目指しました。

同じバッグの中に異なる柄や質感を取り入れる場合、組み合わせ方によってはまとまりを失ってしまいます。

そこで、色のトーンを近づけ、柄の強さに差をつけることで、全体に統一感を持たせています。

ゴールドカラーの金具

バッグのハンドル部分や接続金具には、ゴールドカラーを取り入れています。

アイボリー、グレージュ、トープという落ち着いた配色に、ゴールドの輝きが加わることで、上品なラグジュアリー感が生まれます。

派手に主張するのではなく、細部で質感を引き上げるためのアクセントです。

ブランドプレート

フロント中央には、LINO MANONのブランドプレートを配置しています。

バッグの顔となる部分だからこそ、柄とのバランスを考えながら、ブランドの存在感が自然に伝わるようにデザインしました。

それぞれのパーツは独立した装飾ではなく、すべてがひとつのデザインを完成させるための要素です。

シルクスカーフとの組み合わせを前提にしたバッグ

今回のSAVANNAHで、もうひとつ大切にしたのがシルクスカーフとの相性です。

以前から考えているLINO MANONのイタリア製シルクスカーフ企画。その展開を見据え、バッグ単体だけでなく、スカーフを組み合わせたときの完成形も意識してデザインしました。

バッグにスカーフを合わせると、同じバッグでも印象は大きく変わります。

ハンドル部分に結ぶだけでも、華やかさが加わります。バッグのカラーに合わせてスカーフを選べば、全体の統一感を演出できます。

今回のSAVANNAHでは、ゼブラ柄と相性のよいカラーや柄の方向性を考えながら、スカーフを加えたスタイリングをイメージしています。

ゼブラ柄に合わせるシルクスカーフ

ゼブラ柄は、それ自体に強い個性があります。

そのため、スカーフまで強い柄や色を重ねると、全体が少し騒がしく見えてしまうこともあります。

一方で、ブラック、ホワイト、ベージュ、ゴールドなどのカラーを上手に組み合わせれば、バッグとスカーフが互いの魅力を引き立て合うスタイルになります。

例えば、今回のSAVANNAHのようなアイボリーとグレージュを基調としたバッグには、ブラックとホワイトを中心としたスカーフだけでなく、ゴールドやベージュを含むデザインも相性がよいと考えています。

バッグのフラップにあるゼブラ柄を生かしながら、スカーフで別の表情を加える。

この組み合わせを考えることも、今回のデザイン制作の楽しみのひとつでした。

ハンドルに結ぶだけで、新しい表情に

スカーフの使い方は、首元に巻くだけではありません。

バッグのハンドルにリボンのように結んだり、ハンドルに沿って巻き付けたりすることで、バッグそのものの印象を変えることができます。

また、結び方やスカーフの見せ方によって、同じバッグでも異なるスタイルを楽しめます。

SAVANNAHは、スカーフを組み合わせることで、さらにコーディネートの幅が広がるバッグにしたいと考えています。

なお、オプションのシルクスカーフはバッグとは別売りで、現在デザイン制作およびイタリアの専門業者の選定を進めています。発売時期はまだ未定です。

バッグとスカーフを同時に完成させるのではなく、それぞれの完成度を大切にしながら、今後の展開につなげていきます。

MADE IN ITALY。デザインから製品まで、イタリアで完成するバッグ

LINO MANONが大切にしているのは、イタリアのものづくりへのこだわりです。

今回のFASHION LUXE BAG 2026 TYPE-003 SAVANNAHも、完全なMADE IN ITALYの製品として展開を予定しています。

素材の組み合わせ、パーツの構成、カラーの調和、そして最終的な製品としての仕上がり。

それぞれの要素がひとつになって、初めてバッグとして完成します。

イタリア製という表記だけでなく、製品全体としてイタリアのものづくりを取り入れること。それが今回の企画における重要なポイントです。

デザインを担当するのは、KENJI FUKUMOTO。

自分が表現したい世界観を、実際に身に着けられる製品へと落とし込んでいく。その過程も含めて、LINO MANONのブランドづくりだと考えています。

DESIGNED BY KENJI FUKUMOTO
MADE IN ITALY

FASHION LUXE BAG 2026 TYPE-003「SAVANNAH」製品概要

今回の製品について、現時点での予定をまとめました。

  • ブランド: LINO MANON
  • コレクション: FASHION LUXE BAG 2026
  • モデル: TYPE-003 SAVANNAH
  • デザイナー: KENJI FUKUMOTO
  • 製造国: MADE IN ITALY
  • 発売予定: 2026年11月上旬
  • 予定価格: 約244米ドル
  • 販売方法: 予約販売方式
  • オプション: シルクスカーフ(別売り・発売時期未定)

※価格、発売時期、製品仕様は現段階での予定です。正式な販売情報は販売開始時にご案内します。

予約販売について——3点のご予約成立で製作開始

LINO MANONでは、今回も通常の予約販売方式を採用する予定です。

この販売方式では、予約受付開始から30日間をひとつの受付期間とし、その期間内に3点のご予約が成立した時点で製作へ進みます。

つまり、30日間で3点の予約が成立することが、製作開始の条件となります。

3点に到達しなかった場合は製作に進まず、お支払いいただいた金額は速やかに全額返金いたします。

そのため、予約をいただいても、必ず製品をお届けできるという仕組みではありません。

この方式は、必要な数量の予約が成立してから製作を進めるための販売方法です。

ご検討いただく際には、この条件をご理解いただいたうえでお申し込みください。

これからのLINO MANONに期待すること

今回のSAVANNAHは、単に新しいバッグをひとつ追加するというだけの企画ではありません。

バッグとシルクスカーフの組み合わせを考え、色や柄、素材の表情をどのように調和させるか。

そのような視点から、LINO MANONの新しいファッションの楽しみ方を提案するための製品でもあります。

今後は、バッグのカラーや形状に合わせたスカーフのデザイン、スカーフの柄を生かしたバッグのスタイリングなど、さらに多くの可能性を探っていきたいと思っています。

ひとつのバッグでも、合わせるスカーフによって印象は変わる。

その日の服装や気分に合わせて、自分らしい組み合わせを楽しむ。

そんな自由なファッションを、LINO MANONから提案できればと考えています。

ありきたりではない美しさを、日常のファッションへ

デザインを考えるとき、私はいつも「この組み合わせでなければならないのか」と考えます。

一般的なイメージをそのまま形にするのではなく、少し違う視点から考えることで、新しいデザインが生まれることがあります。

ゼブラ柄だからブラックとホワイト。

もちろん、それもひとつの正解です。

しかし、そこにアイボリーやグレージュ、トープ、ゴールドを組み合わせることで、また違った魅力を生み出すことができます。

今回のSAVANNAHは、そんな発想から完成したバッグです。

自然が持つ力強さと、イタリアンファッションの上品さ。そのふたつを融合させたデザインを、日常のファッションの中で楽しんでいただきたいと思っています。

そして、これから完成するLINO MANONのシルクスカーフとの組み合わせにも、ぜひ期待していただければと思います。

LINO MANON FASHION LUXE BAG 2026
TYPE-003 — SAVANNAH

BE YOURSELF. BEAUTIFULLY.

自分らしく、美しく。

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