独創誠心 -DOKU SOU SEI SIN- #002
人は、変わりたいと思う。
もっと違う自分になりたい。
今とは違う場所へ行きたい。
何か新しいことを始めたい。
そう思うことは、誰にでもある。
けれど、
「変わりたい」
と思っているだけでは、何も変わらない。
なぜなら、今いる場所から動いていないから。
今いる島
もし、自分が一つの島にいるとする。
そこには、今まで過ごしてきた場所がある。
慣れ親しんだ景色。
知っている人たち。
安心できる場所。
そして、これまでの経験。
その島には、良いこともあれば、嫌なこともある。
それでも、そこに長くいると、その環境が「普通」になっていく。
いつの間にか、
「ここから出る必要なんてない」
と思うようになる。
新しい場所へ行くのは怖い。
何があるかわからない。
失敗するかもしれない。
今より悪くなるかもしれない。
だから、人は今いる島に留まってしまう。
でも、島の外には何があるのだろう。
海の向こうには、まだ見たことのない島がある。
そこには、今まで知らなかった人がいるかもしれない。
新しい仕事があるかもしれない。
新しい価値観があるかもしれない。
今まで想像もしなかった人生が待っているかもしれない。
もちろん、何もないかもしれない。
荒れた海かもしれない。
途中で船が壊れるかもしれない。
怖くなって、戻りたくなるかもしれない。
それでも、
見に行かなければ、何もわからない。
一歩でいい。
大きな決断をする必要なんてない。
人生を一日で変える必要もない。
まずは、一歩。
今までやったことのないことを一つやってみる。
会ったことのない人と話してみる。
行ったことのない場所へ行ってみる。
やりたかったことを始めてみる。
自分の気持ちを誰かに伝えてみる。
小さな一歩でいい。
その一歩が、今まで見えなかった景色を見せてくれるかもしれない。
「怖い」は、悪いことではない。
新しいことを始めるとき、怖くなる。
失敗するのが怖い。
笑われるのが怖い。
否定されるのが怖い。
失うのが怖い。
でも、怖いという感情があるからといって、進んではいけないわけではない。
むしろ、
怖いと思う場所にこそ、自分がまだ知らない世界がある。
そう考えることもできる。
怖さをなくしてから動くのではない。
怖いままでも、一歩を踏み出してみる。
僕自身も、何度も島を変えてきた。
人生を振り返れば、僕自身も何度も「島」を変えてきた。
考え方が変わったこともある。
仕事が変わったこともある。
人間関係が変わったこともある。
夢が変わったこともある。
そして、そのたびに不安もあった。
「本当にこれでいいのか。」
そう思ったこともある。
でも、振り返ってみると、
そのとき一歩を踏み出したからこそ、今の自分がいる。
もし、あのとき動かなかったら。
もし、あのとき諦めていたら。
今とは違う人生になっていたと思う。
人生は、そういう小さな選択の積み重ねなのかもしれない。
船を待っているだけでは、どこにも行けない。
「いつか変わる。」
「いつかチャンスが来る。」
「いつか誰かが助けてくれる。」
そう思っているだけでは、何も始まらない。
もちろん、待つことが必要なときもある。
焦る必要はない。
でも、自分の人生を変えるきっかけを、ずっと外側に求めてはいけないと思う。
船が来るのを待つのではなく、
自分で船をつくればいい。
小さな船でもいい。
不格好でもいい。
途中で沈みそうになってもいい。
また作ればいい。
一歩踏み出した先でしか、見えない景色がある。
人生は、地図を見ながら歩く旅ではない。
先のことなんて、誰にもわからない。
だからこそ面白い。
一歩踏み出した先で、初めて次の道が見える。
次の道を歩いたから、その先の道が見える。
最初から全部見えている必要なんてない。
見えないからこそ、一歩を踏み出す。
その繰り返しでいい。
もし今、立ち止まっているなら。
今いる場所から動けないと思っているなら。
大きなことをしなくてもいい。
まず、自分に問いかけてみてほしい。
「本当は、どこへ行きたい?」
そして、
「そのために、今日できる小さな一歩は何だろう?」
答えがすぐに見つからなくてもいい。
考えるだけでもいい。
そして、いつかその一歩を踏み出せばいい。
自分の人生は、自分で動かす。
誰かが自分の人生を歩いてくれるわけではない。
誰かが自分の夢を叶えてくれるわけでもない。
最後に歩くのは、自分自身。
だから、
誰かの人生を生きるのではなく、
自分の人生を生きよう。
誰かの正解ではなく、
自分の答えを探そう。
そして、
自分がいる島から、一歩踏み出そう。
Poem
今いる島が、
世界のすべてだと思っていた。海の向こうには、
何があるのかわからない。怖い。
だから、
ここにいようと思った。でもある日、
海を見て思った。「向こう側を見てみたい。」
小さな船をつくる。
何度も壊れる。
それでも、またつくる。
そして、
ゆっくり海へ出る。振り返れば、
そこにいた島が小さくなっていく。前を見れば、
まだ見えない未来がある。怖くてもいい。
迷ってもいい。
戻ってもいい。
ただ、
一度でいい。
自分のいる島から、
一歩踏み出してみよう。その先にしか、
見えない景色がある。
独創誠心 -DOKU SOU SEI SIN-
人生を変えるのは、大きな決断ではない。
今日の、小さな一歩かもしれない。
Think for yourself. Create for yourself. Live your own story.
KENJI FUKUMOTO



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